感想

TRPGやゲーム等のネタバレ感想のまとめ

No.167

#屍者の帝国
感想

「映画と違って、フライデーの重要度はかなり低いな」と思いきや、全くそんなことはなかったエピローグ。君、モリアーティ教授になるの? びっくりだよ!

旅の間は「生者であるワトソンが行動し、それを屍者のフライデーがそれを記録する」だったわけだけど、バベルで上書きされた後は「生者であるホームズが行動し、上書きされた生者(?)のワトソンがそれを記録する」になっていて対比になってんなぁと今更気がついた。たしかホームズ作品はワトソン博士が記録した物って設定だよね?
原作だと、ハダリーことアイリーンとワトソン博士の再会が、すっごく切なくなるなーと。まさか作中2回もキスするとは思わなかったよ! 1回目のキスで腰に回そうとした手を拒否されたシーンは、正直笑った。
笑ったといえば、作中のワトソン博士の辛口コメントには笑った。ニコライへの「早く老けて熊にしまえ(要約)」やら大佐への「それしか取り柄がないだろう」とか、日本の戦闘での「どうせ当たらないなら、バーナビーを狙った」はワトソン博士の人間味を感じて好きだった。
ところで、Mの正体はマイクロフトだったのね。全くの予想外。MはMだと思ってたもん。
あと、エピローグで意思?魂?言葉?を持ったらしいフライデーはどういう扱いになるんだろうか。だって屍者でしょ、彼。フライデーを放置してていいんすか、ウォルシンガム機関。どうなんだ。

おそらく私にとって初めてのスチパン・SF物だったけど、面白かった。内容を理解できているのか、と言われると首を横に振るけど。内容がよくわからなくても面白い作品、というのが自分の中での評価。また今度、もう一回読んでみましょ。畳む

708文字, 小説

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