感想

TRPGやゲーム等のネタバレ感想のまとめ

No.166

#掃き溜めの天使たち
自PCについて

廃教会に住んでいた、17歳の画家志望。廃教会にいた頃は年長者としてお兄さん役をしていた。気づけば全部1人で抱えて決めていくキャラに。

秘密に「オスカーが愛嬌でパトロンを手に入れたことが羨ましい」と書いてあったので、顔自体はよくても愛嬌が全くないタイプになった。懐かない猫と言われたけど、本当にそれ。
絵を描いている本当の理由は「名を残したい」ではなく、「名を上げて家族に自分の存在を気づいてもらう」ため。孤児になって早17年、それでも家族という存在を夢想している。その夢想は「信仰」の域に入っていて、ジャックを支える1つの柱。
同じ廃教会の仲間相手にお兄さんしてるのも、擬似的でも家族が欲しかったから。ちゃんと愛情も持って接していたし、本当の妹と弟のように思っていた。
だがオスカー、アンタはダメだ。金もなく学もないくせにプライドだけは妙に高いジャックは、見返りなしに与えられることを「憐れみの目で見られているから」と解釈して嫌っていた。他人からの貰い物は(仕事のお礼でもない限り)仲間に全部あげるか、その場で断っていた。しかし、オスカーからの食料や画材はそうもいかない。可愛い弟から渡されるものだし、弟から渡されるものを拒絶するのはジャックの抱える家族像からかけ離れる。それに、オスカーからの物がなければ食べ物はないし画材もない。なので表面上は喜ぶものの、心の中ではプライドが傷つけられ「恨み」を抱いていた。善意なのはわかる。そこに憐れみもないのだろう。それでも、ジャックにとっては耐えられない苦痛だった。「弟のオスカー」は好きでも、「ジャックに物を恵むオスカー」は大嫌い。ドロドロの心情を抱えていた。
オスカーの死んだ今、オスカーのパトロンを奪い取る絶好のチャンスだ。本当の家族に会うという夢のため、例えそれが「可愛い弟」の亡骸を踏みにじることになったとしても、パトロンを得なければ。

以上がセッション前までに決めていた設定です。ジャックをお兄さんと慕ってくれた2人、特にファニーさんには悪いですが、ジャックはなかなかにロクでもない人でした。エリオットさんへの対応は、このオスカーへの想いの設定の結果です。実に申し訳ない。
それにしても、オスカーとファニーさんから好意を持たれていたって、なんなのジャック。人誑しなの?そんなに絵がすごかったの?
あとセッション終わった後にふと気づいたんですよ。このオスカー殺人事件、そもそもジャックがいなかったら発生してない!! ジャックがいなければオスカーは男娼してないし、ファニーさんも酒場の男をけしかけなかったし、リディア君も顔を殴ってないし、エリオットさんもアレを切り取ったりしない! 全部ジャックのせいやんか!! これは笑うしかない。
昨日は時間ギリギリだったのでクライマックスを上手く書けなかったので、ここでちょっと付け加え。

ブライアンは言っていた通り、俺の絵はとある画廊に飾られることとなった
これで、俺の「本当の家族」は見つかるだろうか。いや、見つからなければ困る。
リディアから無理やり愛人の座を譲らせ、オスカーの想いを踏みにじって、ようやく得た機会なんだ。
......どうしてこうなったんだろうか。俺が、アイツの想いに少しでも気づいていれば、違う結果にたどり着けたんだろうか。それとも、結局は同じ結果なんだろうか。
考えたって何もわからないし、この現状は変わらない。
「はぁ...」
出品する絵を描き終え、筆を置く。
描いたのは、廃教会で4人が食卓を囲んだあの日の光景。こんなことになるとも知らず、笑う4人の姿。
アンタは汚れっちまったから天国に行けないと書いていた。なら、俺も天国に行けないだろう。皆が傷つく結果になったのは、きっと全部俺のせいなのだから。
オスカーとファニーとリディアが好きだと言ってくれた俺の絵の中だけでも、4人で天国に行けますように。
絵の題は、「掃き溜めの天使たち」畳む

1651文字, TRPG

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