感想

TRPGやゲーム等のネタバレ感想のまとめ

No.729

#遺骸を雪ぐセクエンツィア
遺骸を雪ぐセクエンツィア 6日目感想

コル兄上へ あなたの仇を討てました。コル兄上がそれを望んでいたかは、わからないけれど。どうして、僕達はただの兄弟として関わることができなかったのだろう。兄上と呼んでも拒絶されなくて、僕は……

レガトゥス兄上を「兄上」と読んでも拒絶されなかったこと、存在も名前を知ってくれていたこと、本当に嬉しかったんですよ。どうしようもないほど嬉しかった。
嬉しかったのになぁ。運命が容赦ないんだよなあ。

『兄上の周りには沢山の人がいたのに……兄上が独りぼっちになってしまう……』
これはクライマックス戦闘前の秘話でのコメントです。
柱越しに初めて兄上を見た時、自分とは違って周りに人が沢山いて手の届かない人だと思っていたのに、最後の戦いでは兄上の傍には母上しかいなくて。
もしかしたら、レガトゥス兄上とカーティオは似ていたのかもな~て思うわけです。
どこかで自分の立場の理不尽さに怒ったり、恐ろしくても誰かを信じて伸ばされた手を掴んでいれば、レガトゥス兄上にも別の道があったのではないでしょうか。
兄上が勝利したとして、兄上は幸せになれそうにないんですよね。自分の足元にある死体の山に立ち続けられますか、兄上。
「例え人に許されても……、兄上は自分を許せるのですか」
結局、兄上自身が自分を許せるかは聞けませんでしたな。

カーティオが『英雄』も『王者』も選ばなかったのは、使命や信念が影響しています。
自分で自分の運命を決めたい、ももちろん本音です。
出会った人たちの事情やこの国の抱える問題を知ったにも関わらず、カーティオの心は「コル兄上のための復讐」から動かないんですよ。信念が情である彼は、いざという時は一番大事な人以外を(苦しみはしますが)切り捨てる選択をとります。
つまり、『英雄』も『王者』も自分にはふさわしくない、と考えているから選びませんでした。
ちなみに情の優先順位はコル兄上>母上>アルバスさん・ニルさん・レオンさん、になります。他PCさん達が仇だったとしても安心な構造です。

仮にレガトゥス兄上と母上の間から子供が生まれたとして、カーティオは兄になるのか叔父になるのか、謎です。
謎といえば、純潔を汚した憎いであろうラウムと初恋を貫けるほど愛しているヨハンナの間に生まれたカーティオのこと、兄上はどう思ってたのかよくわかっていません。その狂信、どういう気持ち……? 殺意ならわりとわかるのですが……。ハリーポッターのスネイプ先生がハリーに向ける気持ちなんですか?
あと狂信を向けている相手を触媒にするの、どういう気持なんですか!? 兄上の気持ち複雑ぅ!!!

回想で舌を切り落とす場面から始まってるの、一応「本当にこれを一番手に出すの?」と悩んでからエンターキーを押しています。

奥義演出のセリフを変更したのは、アルバスさんのセリフである「今が家族の最後の会話の機なら、俺が立ち入るのは野暮だろう」に影響を受けている部分もあります。
ああ、最後なんだなって。これが終われば兄上も母上も死んでしまって、家族は誰もいなくなるんだなと。
「慕いたかった兄」にはこんな道を歩んでほしくはなかった、が弟としての気持ちだったんだと思います。
「死んでしまったら言葉を交わせない。何も伝えられないし、何も聞けなくなってしまう」
自分で兄上にそう言ったんですもんなぁ。

言いたいことがグチャグチャしててわかりにくいですねぇ!畳む

1449文字, TRPG

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